株式会社リクルート住まいカンパニー(本社:東京都中央区 代表取締役社長 野口 孝広)は、賃貸物件 に契約した人を対象に調査を実施してまいりましたが、2014年度の契約者調査の結果(2015年5月実施) の一部を抜粋してご報告申し上げます
部屋探し時の利用情報源で、スマートフォンサイト・アプリ利用率が23.9%と昨年より2.2ポイント 増加。スマートフォンサイト・アプリ利用率の増加傾向が続く。利用率トップのPCサイトは減少が続き、 2014年では44.6%。
利用した情報源は、「PCサイト」(44.6%)がトップだが、 2012年以降減少傾向が続く(2012年 60.0%→2014年44.6%)。「PCサイト」が減少傾向をみせるのとは反対に、「スマートフォンサイ ト・アプリ」の利用率は、2012年12.8%→2013年21.7%→2014年23.9%と連続して、大きく伸び ている。
世帯構成別にみると、【ひとり暮らし・女性社会人】では特にスマートフォンの利用率が高く、 32.5%となっている。一方【学生】はスマートフォンの利用率が低く12.5%。 また【ファミリー】で は、特に「PCサイト」の利用率が低く30.6%。

不動産会社店舗への訪問数は平均1.5店舗。「0店舗(訪問していない)」は11.2%と過去3年間の 調査で最も高い割合。
訪問した不動産会社店舗数は「0店舗(訪問していない)」が11.2%で、およそ9人に1人は一度も不 動産会社へ訪問せず物件を決定している。「1店舗」が49.7%となり、1店舗以下の人は6割を超える。
世帯構成別にみると、【ひとり暮らし】、その中でも特に【学生】と【男性社会人】は「1店舗」の みの割合が全体より高い。

見学した物件数は平均3.6件。見学数「0件(見学していない)」は8.7%、「1件」は13.1%。
世帯構成別に大きな差は見られないが、【学生】は「0件(見学していない)」の割合がより高く、平 均値が2.9件と唯一3件を下回る。
昨年との比較で見ると、ボリュームゾーンである「2件」「3件」の割合が減少し、1件以下と4件以上 の割合がそれぞれ増加している。

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本編では、以下のトピックスについて説明しています
- 入居時の設備・仕様について、全体でみた必要度(次に引越す時は(も)絶対欲しい)の1位は「エア コン付き」で49.5%、2位「都市ガス」45.7%、3位「TVモニター付インターフォン」42.9%と続く。
- 入居時の設備・仕様について、これまでに利用経験がない人に限った場合の必要度(次に引越す時は (も)絶対欲しい)は、1位「追い焚き機能つきの風呂」22.5%、2位「遮音性能の高い窓」20.3%、 3位「TVモニター付インターフォン」19.8%。
- 自宅で希望するインターネット通信環境は「もともと物件に付いている光回線などの高速ネット通信 (無料・家賃に込)」が最も多く38.7%。
- 現地を内覧しているような動画としてニーズが高いものは「部屋の中を実際に移動し、動線が分かる動 画」(73.2%)、「リビング・各居室全体を映した動画」(61.7%)、「キッチンや水回りの設備を稼 働させてる動画」(57.1%)が上位。
- 1物件あたり写真20点を見ることができる不動産検索サイトがあるとして、今後さらに欲しい/あると 嬉しい情報は「実際に物件を内見しているかのような内覧動画がある」が最も高く45.0%。
- 借主負担DIY型賃貸借契約を認知している人の割合は9.5%。入居後にリフォーム・カスタマイズを実 施したことがある人の割合は12.1%。