建築費上昇を背景に、住宅のコンパクト化と「セミオーダー」「平屋」選択が拡大。
建築者(全国)の建築費用(土地代を除く)は平均3,488万円。前年より73万円上昇し、過去10年間で最高値に。建築者(全国)の敷地面積は平均69.9坪、延べ床面積は平均41.1坪で、いずれも縮小傾向にあります。
建築者(全国)がセミオーダーで建てた割合は20.7%、平屋建てを選んだ割合は年々増加し、2025年は25.3%という結果となりました。

注文住宅検討者の約7割が「今が建て時」と回答。
今後の建築費や金利の上昇への懸念から、建て時意識は高水準を維持。
検討者(全国)のうち、今が建て時だと思っている人(建て時・計)は68.8%で、前年と同程度となっています。
検討者(全国/今が建て時だと思っている人)が今が建て時だと思う理由は、どの層でも「今後は建築費用が上がると思うから」「今後は金利が上がると思うから」などお金に関するものが上位の傾向です。

GX志向型住宅の認知率は約5割。うち導入検討者は5割弱。
若年層ほど検討率が高い傾向に。
建築者(全国)のGX志向型住宅認知率は49.6%。
GX志向型住宅認知者のうち、導入を検討した人は45.9%であり、世帯主年代が低いほど検討率は高い結果となりました。また、認知者のうち、実際の導入率は17.8%です。

Research Overview
調査概要
- 調査方法
- Web調査
- 調査対象
- 下記条件を満たすマクロミルモニタかつ20歳以上の男女個人
【建築者】1年以内に一戸建て(新築・建て替え注文住宅)を建築(竣工ベース)した人
【検討者】今後2年以内に一戸建て(新築・建て替え注文住宅)の建築を検討している人
*上記いずれも本人または家族が下記職業の人を除外
住宅メーカーまたは販売、不動産・建設関連、広告代理店・市場調査関連 - 有効回答数
- スクリーニング:244,665サンプル
本調査:【建築者】1,342サンプル(全国) 【検討者】1,378サンプル(全国) - 調査実施期間
- スクリーニング調査・本調査:2025年7月25日(金)~8月7日(木)
- 調査機関
- 株式会社マクロミル
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