株式会社リクルート住まいカンパニー(本社:東京都千代田区 代表取締役社長:葛原 孝司)では、新地区分譲マンション市場の実態をつかむために、2000年より首都圏の新築分譲マンション契約者を対象とした調査を行っております。この度、2012年に契約された方の動向を取りまとめました。時系列比較をしながら、概要をご報告します。
契約世帯の世帯主年齢は「30〜34歳」が最も多く31%、以下「35〜39歳」(24%)、「40代」(21%)と続く。平均年齢は37.4歳で、2011年から横ばい。
契約者のライフステージでは「子供あり世帯計」が43%を占めており、「夫婦のみ世帯」は35%、「シングル世帯計」は12%となっている。いずれの世帯も、比率は2011年からほぼ横ばい。
契約世帯全体における共働き世帯の割合は49%。既婚世帯では57%で、更に詳しくみると、夫婦のみ世帯では80%、子供あり世帯でが39%を占める。2001年と比較すると、全体では13ポイントの増加。子供あり世帯のうち第一子小学校入学前世帯では、2001年(20%)からほぼ倍増している。
購入者におけるポスト団塊ジュニア世代(1976年以降生まれ/2012年時点で36歳以下)の割合は56%で、2011年から5ポイント増加。ライフステージ別でみると、シングル女性世帯以外の世帯では半数を超えており、特に夫婦のみ世帯では7割弱を占める。
購入した物件の所在地では「東京23区」が最も多く39%を占めた。ついでに「神奈川県」の25%。「東京23区」の割合は2008年以降増加傾向にあったが、今回は2011年から横ばい。
物件購入者の具体的な購入先市区郡を’みると、東京都では「江東区」が最も多く11%「江東区」は2011年に4ポイント減少したものの、今回4ポイント増加し2010年とほぼ同率となった。神奈川県では「横浜市鶴見区」(ⅠⅠ%)、埼玉県では「戸田市」(17%)、千葉県では「習志野市」(17%)が最も多い。
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