株式会社リクルート住まいカンパニー(本社:東京都港区 代表取締役社長:淺野 健)では、新築分譲一戸建 て市場の実態をつかむために、首都圏の新築分譲一戸建て契約者を対象とした調査を2014年より毎年実施して おります。この度、2017年に契約された方の動向を取りまとめました。時系列比較をしながら、概要をご報告 いたします。
購入した物件の所在地は、「神奈川県」が最も多く24%。以下、「埼玉県」21%、 「東京都下」19%、 「東京23区」 17%、「千葉県」17%と続く。
「神奈川県」の割合は、2016年から2ポイントの増加となった。
新築分譲一戸建ての物件所在地は、新築分譲マンション(「東京23区」が43%)と比べると、都心中心ではなく各県に分散している。
購入価格は「3,500~4,000万円未満」が16%、「3,000~3,500万円未満」が14%で、3,000万円台が3割を占 め、メインの価格帯となっている。
平均購入価格は2016年から16万円上昇し、4,140万円となった。平均購入価格は2015年以降3年連続で上 昇している。
新築分譲一戸建ての平均購入価格は新築分譲マンション(平均5,452万円)を1,312万円下回る。
契約世帯の世帯主年齢は「30~34歳」が最も多く32%。以下「35~39歳」(25%)、「40代」(21%)と 続く。20代の割合は2016年から2ポイント増加した。
新築分譲一戸建て契約者は「50歳以上」が6%と新築分譲マンション契約者(13%)の半数以下であり、平 均年齢も36.5歳と新築分譲マンション契約者(38.6歳)に比べて若い。
契約世帯のライフステージは「子供あり世帯計」が68%を占め、「夫婦のみ世帯計」は22%、「シングル世 帯計」は2%。
新築分譲マンション契約者では「シングル世帯」が10%、「夫婦のみ世帯」が32%で、それぞれ新築分譲 一戸建て契約者よりも8ポイント、10ポイント多い。
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