株式会社リクルート住まいカンパニー(本社:東京都港区 代表取締役社長:淺野健)では、新築分譲マン ション市場の実態をつかむために、首都圏の新築分譲マンション契約者を対象とした調査を2001年より毎 年実施しております。この度、2019年に契約された方の中からシニアカップル世帯(世帯主年齢が50歳以 上の夫婦のみ世帯)を取り出し、その動向をまとめましたので、ご報告いたします。
シニアカップルの世帯主年齢は、「60歳以上」が57%、「50代」が43%。平均は61.9歳。
取得経験別にみると、一次取得のシニアカップルは「50代」が69%を占め、二次取得のシニアカップルで は「60歳以上」が66%を占めている。二次取得の中でも、以前の住まいが自己所有一戸建ての層で「60歳 以上」の割合が特に高く85%を占め、平均年齢は66歳である。
シニアカップルの世帯総年収は、「1,200万円以上」が最も多く29%。平均は1,175万円で、契約者全体 (994万円)と比べると高い。
世帯主年齢別にみると、50代では「1,200万円以上」が41%を占め、平均で1,196万円である。60代は 「1,200万円以上」は27%にとどまるが、平均では1,343万円で、他の年代より高い。
シニアカップルは、住まいを取得するのが「2回目以上」が75%を占めており、契約者全体と比べて高い。
世帯主年齢別にみると、50代では「初めて」が41%を占めているが、60代以上では「2回目以上」が9割に 近い。
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