株式会社リクルート住まいカンパニー(本社:東京都千代田区 代表取締役社長:野口 孝広)は、 このたび「『住宅購入・建築検討者』調査」を行いました。この調査は、住宅の購入・建築を検討してい る人を対象に、検討にあたっての予算や頭金の状況、検討する物件の種別、検討にあたって重視する条件 などを把握することを目的に、2012年度より実施しております。 このたび、2013年度調査の結果を取りまとめましたので、概要をご報告致します。
購入・建築予算上限は平均3803.2万円。昨年より40.4万円アップした ・エリア別では首都圏が4178.5万円でトップだった。 ・検討住宅タイプ別では新築分譲マンション検討者が4167.2万円でトップだった。
昨年の予算とのアップ額を地域別に見ると、札幌市(308.2万円)、関西(230.3万円)、福岡市 (227.8万円)の順に高かった。首都圏は▲89.8万円と、昨年よりも予算が減額した。
検討住宅タイプ別の予算を見ると、新築分譲マンション検討者が4167.2万円、注文住宅検討者が 4065.4万円、新築分譲一戸建て検討者が3977.3万円だった。

頭金は平均1403.1万円。昨年より51.1万円アップした ・「援助してもらえると思う」と答えた人の平均額は1516.4万円で「援助してもらえないと思 う」と答えた人の頭金平均額1323.1万円より193.3万円高かった。
頭金額を年代別に見ると、50代・60代が2199.6万円でトップ。以降、年代の高い順に頭金額も高い 結果となった。最も低い20代は839.1万円だった。

検討理由は「子どもや家族のため、家を持ちたいと思ったから」が1位 ・住み替えを検討している理由は「子どもや家族のため、家を持ちたいと思ったから」が31.6% で1位。次いで「もっと住宅の仕様が良い家に住みたかったから」(24.7%)、「持ち家のほ うが自由に使えて気兼ねがないから」(20.0%)であった。
検討住宅タイプ別に見ると、中古マンション検討者と新築分譲マンション検討者で「老後の安心のた め、住まいを持ちたいと思ったから」(中古マンション検討者は全体より+9.1ポイント、新築分譲マンション検討者は全体より+5.0ポイント)が理由の上位3位以内に挙がるなどの差が見られた。

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本編では、以下のトピックスについて説明しています
- 検討している住宅タイプは「注文住宅」が51.6%だった ・検討している住宅タイプは「注文住宅」が51.6%、「新築分譲マンションの購入」が38.9%、 「新築分譲一戸建ての購入」が28.6%であった。
- 住み替えで重視する条件は「価格」「耐震性能」「日当たり」の順 ・エリア別に見ると、東海では「耐震性能」が81.9%で、全体より7.1ポイント高かった。
- 「親や親族から援助してもらえると思う」と答えた人は41.4% ・「援助してもらえると思う」回答者は、昨年より4.8ポイント上昇した。 ・援助してほしい金額は836.8万円で、昨年より5.3万円ダウンした。
- 仕様や設備の希望としては「住宅が地震に強い」が68.7%でトップだった ・仕様や設備への希望は、全体的に昨年よりも低い傾向であった。