最終更新日:2019.03.28

2018年首都圏(1都3県+茨城県の一部) 新築分譲一戸建て契約者動向調査

株式会社リクルート住まいカンパニー(本社:東京都港区 代表取締役社長:淺野 健)では、新築分 譲一戸建て市場の実態をつかむために、首都圏の新築分譲一戸建て契約者を対象とした調査を毎年実 施しております。この度、2018年に契約された方の動向を取りまとめました。時系列比較をしながら、 概要をご報告いたします。

購入物件所在地

東京都下の購入割合は2014年以降最も多い22%に

購入した物件の所在地は、「神奈川県」が最も多く25%。以下、「東京都下」22%、 「埼玉県」21%、 「東京23区」 17%、「千葉県」13%と続く。

2017年と比較すると、千葉県は3ポイント減少。一方、「東京都下」は3ポイント増加し、2014年以降最も高い割 合となった。

新築分譲一戸建ての物件所在地は、新築分譲マンション(「東京23区」が43%)と比べると、都心集中ではなく 各県に分散してい

購入価格

平均購入価格は4,297万円で、4年続けて上昇

購入価格は「3,000~3,500万円未満」が15%、「3,500~4,000万円未満」が13%で、3,000万円台がメインの価 格帯となっている。「6,000万円以上」の割合は2017年から4ポイント増加し、5,000万円以上が4分の1を占 めている。

平均購入価格は2014年以降4年連続で上昇しており、2018年は2017年から157万円増の4,297万円となった。

新築分譲一戸建ての平均購入価格は新築分譲マンション(平均5,402万円)を1,105万円下回る。

契約世帯主の属性①

世帯主平均年齢は2017年と変わらず36.5歳、ライフステージは DINKSが増加傾向

契約世帯の世帯主年齢は「30~34歳」が最も多く32%。以下「35~39歳」(24%)、「40代」(23%)と 続く。40代の割合は2017年から2ポイント増加した。

新築分譲一戸建て契約者は「50歳以上」が6%と新築分譲マンション契約者(13%)の半分以下であり、平 均年齢も36.5歳と新築分譲マンション契約者(38.3歳)に比べて若い。

契約世帯のライフステージは「子供あり世帯計」が69%を占め、「夫婦のみ世帯計」は22%、「シングル世 帯計」は2%。

「夫婦のみ世帯(DINKS)」の割合は2017年を1ポイント上回る19%となっており、2014年以降で最も高くなった。

続きをご覧になりたい方は、以下より本編をダウンロードください
本編では、以下のトピックスについて説明しています

  • 平均世帯総年収は763万円、既婚世帯の共働き比率は61%でともに 2014年以降最高に
  • 平均自己資金は2017年より20万円減少し、2014年以降最も少ない 614万円に
  • 平均ローン借入額は2017年より159万円増加し、2014年以降最も多い 3,895万円に
  • 購入理由は「もっと広い家に住みたかったから」が2年連続して増加
  • 重視する項目の上位3位は2017年と同じく「価格」「最寄り駅からの時 間」「日当たり」
  • 新築分譲マンションとの並行検討者が年々減少傾向に
  • 平均建物面積は97.6㎡で前年並み
  • 平均土地面積は2017年から3.3㎡増の115.4㎡
  • 平均通勤時間は2014年以降最も短く52.4分に

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