株式会社リクルート住まいカンパニー(本社:東京都中央区 代表取締役社長:野口孝広)では、新築分譲 マンション市場の実態をつかむために、関西圏の新築分譲マンション契約者を対象とした調査を2003年よ り毎年実施しております。この度、2016年に契約された方の動向を取りまとめました。時系列比較をしな がら、概要をご報告いたします。
大阪市内エリアの購入が40%で2015年から9ポイント増加
購入した物件の所在地は「大阪市内エリア」が40%で最も多く、以下「北摂エリア」(22%)、「神戸市以西エリ ア」(10%) と続く。
「大阪市内エリア」は2015年から9ポイント増加した。

平均購入価格は4,094万円で2001年の調査開始以来最高額
購入価格は「3,500~4,000万円未満」が最も多く27%、以下「3,000~3,500万円未満」(21%)、「5,000万円 以上」(17%)と続く。2015年から「5,000万円以上」の割合が8ポイント増加した。平均購入価格は2015年か ら324万円上昇し、4,094万円で2001年の調査開始以来初めて4,000万円を超えた。
購入物件所在地別に平均購入価格の推移をみると、すべてのエリアで2015年から上昇し、滋賀を除くエリ アでは調査開始以来の最高額となった。特に京都エリアで上昇幅が大きい(629万円)。
首都圏と比べ、関西圏の平均購入価格は987万円低い。

世帯主平均年齢は39.5歳、40代がやや増加
契約世帯の世帯主年齢は「30~34歳」が最も多く28%、以下「40代」が23%、「35~39歳」が19%。2015年 から「40代」がやや増加した。平均年齢は39.5歳。
契約者のライフステージでは「子供あり世帯計」が40%を占め、「夫婦のみ世帯」は31%、「シングル世帯計」 は14%となっている。

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本編では、以下のトピックスについて説明しています
- 平均世帯総年収は774万円、既婚世帯の6割強が共働きに
- 自己資金は減少、平均ローン借入総額は3,424万円に増加
- 購入理由として「金利が低く買い時」が2015年から増加
- 「価格」「最寄り駅からの時間」「住戸の広さ」が物件選びの重視 上位3項目
- 中古マンションとの並行検討者は全体の46%